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ある物語 [散文詩]


もっている人と、もっていない人がいた。
もっていない人は、いつももっている人がうらやましかった。
もっている人は、自分がもっている人だと気づいていなかった。
もっていない人は、いつも悲しかった。
もっている人は、もっていない人がすきだった。
もっていない人は、もっている人になりたかった。
もっている人が欲しいものは、もっていない人が持っていた。


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コメント 2

nao

この詩、とっても好きです。

お互いない物を持っている相手と出会えたなら、
お互い刺激をしあえる相手であり、
お互い支えあえる相手であるから。

そんなパートナーと出会えたら幸せですね。
by nao (2007-11-07 11:46) 

gakubrand

naoさん、その通りですね。

人はそれぞれ個性があり、生き方も環境も違います。
誰かを羨んだりすることもたまには必要だと思いますが、そればかりではいけないですよね。
自分にしかないものに気づくこと。
それができてはじめて相手を尊重できるようになるのではないでしょうか。

おっと、ちょっとキャラにないまじめなことを書いてしまいました。
また「好き」と言ってもらえる詩が書けるよう頑張りたいと思います。
by gakubrand (2007-11-07 20:04) 

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