時は流れて、僕はどこに漂着したのか。 [つぶやき]
小雨の降る中、昔住んでいた場所へ行きました。
今から5年以上前のこと、
僕が上京する前に住んでいた場所です。
偶然通りかかったわけではありません。
わざわざ、通りかかるために出かけました。
最近どうにも自分がダメで、
そこに行けば何か大切なことが思い出せるような気がしたのです。
周囲の環境はいくらか変わっていましたが、
おぼろげに道は憶えています。
昔住んでいたマンションの横を通り過ぎました。
そこにはもう、僕の知らない誰かが住んでいます。
よく散歩に行った公園では、
知らない誰かがジョギングをしていました。
早起きして街の写真を撮った場所には、
新しいレストランができていました。
いろいろなことを思い出しました。
あの頃描いていた夢、
仲間たちと過ごした日々、
漠然と感じていた不安、
当時を支えてくれた人たち。
他にもいろいろと思い出の場所をめぐるつもりでしたが、
不意に空しくなって引き返しました。
僕は何をやっているのでしょう。
いくつになっても後ろを見てばかり。
前に進めと言い聞かせることすら、
今の僕には荷が重いです。
でもやらなきゃ。
いつまでもこのままじゃいられないし。
2009-10-18 09:34
コメント(2)
トラックバック(0)
おひさしぶりです。
なんだか少し前の自分と重なるようなところがあるなー、
なんて、思いながら読ませていただきました。
荷が重いことは、一先ず先延ばしにしちゃいましょうよ?
最近、”逆らわないことの強さ”というものを感じています。
不安は焦りを、焦りは後悔を・・・そんな風によくない事は連鎖します。
心地の良い風を吹かすには、やはり”隙間=余裕”が必要です。
抱えるものは必要最低限で大丈夫なんですよ、きっと。
映画【プール】の『理由なんて、愛ひとつで十分だ』
結局、そういうことなんだろうとしみじみ思ったりします。
by AYUMI (2009-10-29 01:32)
お久しぶりです。
ありがたい言葉ありがとうございます。
その通りかもしれませんね。
逆らわずにどこまで流れていけるかやってみようと思います。
またメールしますね。
by gakubrand (2009-10-29 19:29)