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冬の音 [散文詩]


工場地帯を通り抜けると
人通りのない坂道に出た
落ちていた空き缶を蹴飛ばすと
一人ぼっちの冬の音がした
終わることを望んでいたのは
僕の方ではなかったのか
あと一時間もすれば日が暮れる
だんだんと影が伸びていく
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