旅日記（仕切り直し）

旅から戻りました。
旅日記は１日目で止まっていましたが、
何か事件があったわけではありません。
携帯からの更新が嫌になっただけです。

なので今日から仕切りなおし。
ポメラで記録をとっていたので、その中から抜粋します。

では一日目から…。

ヘルシアウォーターを飲みつつ、
ホテルから宮城県美術館へと徒歩で向かう。
朝は寒かったが、今は暑いくらいだ。
仙台は今がちょうど桜の見頃らしく、綺麗に咲いている。
うぐいすの鳴き声まで聞こえる。いいところだ。


美術館はけっこう古い建物で、ロビーにはハンス・アルプの大きなオブジェがある。
常設展のクレーの絵が気に入った。
今は常設展の他に「絵本原画展」もやっていて、昔読んだおおきなかぶ、ぐりとぐら、消防自動車じぷたをはじめ、のろまなローラー、そらいろのたね、金色のつののしか、などの原画が沢山展示されていた。


他にも色々な絵本の原画があったが、残念ながら僕の知っているものではなかった。
おおきなかぶは、絵だけで内容がわかることを発見。
美術館内のポスターで、ちょうど今仙台で「太宰治展」がやっていることを発見。
これは何としても行かなければ。

余談だが、僕の好きな作家は東北に固まっている。
賢治、啄木は岩手県。太宰は青森県。
いつか太宰の生まれた青森県にも行ってみたい。

美術館を出ると空が曇っていた。おまけに肌寒い。
MOZARTというカフェレストランに行き、バジルチキンのフォカッチャを食べる。
アーティスティックで、洒落たレストランだ。
食後にもう一度駅まで戻り、盛岡までの東北新幹線のチケットを購入。
これで明日の移動は安心。


その後観光案内所で「仙台文学館」までの行き方を聞き、
市バスに乗って太宰治展を見に行く。

しかし、まさかの休館日。

僕によくあるパターンだ。
自分の運命と観光案内所を恨む。


つづく