旅の続き

再び仙台駅に戻り、「るーぷる」というクラシカルな外観の観光バスに乗る。
僕が乗ったるーぷるは、その日の最終バス。
一度降りると次のバスが無い為、終点までずっと乗っていることにした。
料金は250円。安い。
運転手のトークが面白いと聞いていたが、本当に面白かった。
色々な名所を冗談交じりで案内してくれる。
話術の必要性を改めて実感。
青葉城、東北大学、広瀬川等の観光名所を1時間かけて一周する。
魯迅が留学した医学部の横も通った。

東北大学の横を通った際に写メールを撮り、
薬学部出身の友人に送ってあげたが、どこだかわからないとの返事が。
確かに、僕が撮ったのは工学部のキャンパスだった。
もうすぐここまで地下鉄が延線するらしい。

仙台駅に戻ってすぐに、ホテル案内所でホテルを予約。
全ての部屋のデザインが違うらしい。
そう言われても比べようがないのだが、僕の泊まった部屋は綺麗で設備も充実していた。
疲労がたまっていたので仮眠。
目が覚めた時には空腹が限界に。
せっかくの仙台なので、牛タンを食べることにする。


仙台には「牛タンマップ」と呼ばれるものがあり、
牛タンのおいしいお店が写真つきでいくつも紹介されている。
どの写真もおいしそうだ。

ホテルのすぐ側にある「利休」というお店に向かう。
有名なお店らしく、既にお店の前には行列ができていた。
冷たい夜風を我慢して並ぶ。
味は確かに絶品。並んだ甲斐があったというものだ。
満足してホテルに戻り、お風呂に入る。
備え付けの入浴剤が「ビターオレンジ」の香りで気に入る。
明日は岩手まで北上だ。

つづく